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フラン&カズ・クズイ賞
月の光

賈 小夏
大阪府 10歳
月の光がかがやいている様子。
審査員コメント
おめでとうございます! あなたの絵は本当に心に響きました。キース・ヘリングを思い出させてくれました。なぜなら彼は人々にとても多くの“やさしさ”を与えていたからです。
キースがやさしかったひとつの在り方は、“寛大さ”でした。彼は時間にも、アートにも、愛にも寛大でした。私はいつもそれを感じることができました。
あなたの絵の中で、月はその光をとても寛大に地球へ分け与えています。ためらうことなく。まるでキースのようです。私たちも皆、月のように自分の内なる光を分かち合っていけたらと思います。

涙の雨に傘をさす
(ナミダノアメニカサヲサス)

羽賀 理沙
新潟県 15歳
誰もがインターネットを使うようになり、色んなところで人の悪意に触れるようになりました。僕自身も、ネット上の言葉に触れ、傷ついたことが何度もあります。インターネット上は、それが大多数と錯覚するくらい、心無い言葉が溢れています。だから、手を差し伸べてくれる人がいた時、その存在はとても輝いて見えます。
この絵は、テーマのやさしさとは反対の、人の悪意を大きく描いています。悪意はとても目立つけれど、優しさは意識しないと感じられない、小さなものだと思うからです。
審査員コメント
説明にあるように親切とは反の現代社会のSNSなどによる人間に宿る悪意を技術的にも上手く表現している。
キースの絵も社会における差別や同性愛などの偏見をテーマにしている。

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